「長男だからなんとかしないと」 「でも、遠方に住んでいる弟は実家の状況を分かってくれない」
そんなモヤモヤを抱えていませんか?
相続した実家の今後について、兄弟間で意見が食い違うのは当然のことです。 育った環境は同じでも、今の生活環境や経済状況、実家への思い入れはそれぞれ違うからです。
ただ、ここ北九州市門司区においては、話し合いが止まってしまうことのリスクが他の地域よりも少し高いのが現実です。
門司区は坂道や階段が多く、車が横付けできない古い住宅地がたくさんあります。 こうした場所にある空き家は、放置すればするほど、後で「動かそう」と思った時のハードルが極端に高くなってしまうのです。
今日は、なぜ兄弟間で話が止まりやすいのか、そして門司区の現場ではどういう解決策があるのか、一緒に整理していきましょう。
門司区で起きやすいポイント
兄弟間で話が止まる原因は、感情のもつれだけではありません。 特に門司区の場合、不動産そのものが持つ「扱いにくさ」が、話し合いを複雑にしているケースをよく目にします。
具体的には、次のようなパターンです。
1. 「とりあえず売って分けよう」が通じない
市外に住むご兄弟は、「実家なんて売ればいいじゃないか」と簡単に考えることがあります。 しかし、門司区の現場はそう単純ではありません。
坂道や狭小地、再建築不可の物件などは、一般的な不動産市場ではなかなか買い手がつかないことがあります。 「売れると思っていたのに売れない」という現実に直面したとき、誰がその後の管理費や固定資産税を負担するのかで揉めてしまい、話がストップします。
2. 解体費用の見積もりに驚いてしまう
「建物が古いから更地にしよう」と意見が一致しても、次はお金の問題が出てきます。
門司区の山手側の物件などは、重機が入らない場所が多々あります。 そうなると手壊しでの解体となり、費用が一般的な相場の1.5倍から2倍近くになることも珍しくありません。
「えっ、そんなにかかるの?」と驚いてしまい、「一旦考えよう」と先送りにしてしまう。 これが一番怖いパターンです。
3. 地元に残った一人に負担が偏る
「近くに住んでいるお前が管理してくれ」と言われても、門司区内に住む方も高齢になりつつある中で、坂道の上の実家まで通って草刈りや換気をするのは肉体的にも限界があります。
負担を感じている側と、それを「実家に住んでいたんだから当たり前」と捉える側との温度差。 これが放置の入り口になります。
私の経験上、門司区の空き家は、時間が解決してくれることはまずありません。 むしろ、時間が経てば経つほど建物は傷み、庭木は隣地に越境し、選択肢を削っていきます。 放置が得意な空き家ほど、あとで手強くなってしまうのです。
今日からできる整理の順番
では、膠着してしまった話し合いをどう動かせばいいのでしょうか。 いきなり「売るか、残すか」の結論を出そうとすると喧嘩になりがちです。
まずは「事実」と「リスク」を共有することから始めましょう。
現地の状況を客観的に共有する
遠方に住むご兄弟は、実家の今の姿を知らないことが多いです。 草がどれくらい伸びているか、瓦が落ちそうになっていないか、近所から苦情が来ていないか。 写真や動画を撮って、「今こういう状態だよ」と事実だけを伝えてみてください。 「なんとかしないとまずい」という共通認識を持つことがスタートラインです。
維持にかかるコストを洗い出す
固定資産税だけでなく、草刈りの業者費用、火災保険料、水道光熱費の基本料金など、年間でどれくらいのお金が出ているかを可視化しましょう。 「持ち続けるだけでもこれだけかかる」という数字は、感情論抜きで話し合うための良い材料になります。
第三者を入れて「相場」を知る
家族だけで話していると、どうしても「昔は高かったはずだ」という思い込みや、「兄貴がやるべきだ」という甘えが出てしまいます。 そんな時は、私たちのような地元の不動産屋をクッションに使ってください。
寅ヤス不動産では、門司区のリアルな相場や、解体にかかる概算費用、今のままで売れる可能性などを、忖度なしにお伝えします。 第三者からの客観的な意見が入ることで、「じゃあ、こうするしかないね」と現実的な選択肢が見えてくることが多いのです。
まとめ
兄弟間での相続の話は、エネルギーを使う大変な作業です。 話が止まってしまうのは、皆さんが悪いわけではありません。 門司区という土地柄、解決の難易度が少し高いだけなのです。
ただ、先送りにしてしまうと、将来もっと大きな負担となって、次の世代のお子さんたちに降りかかってしまいます。 それだけは避けたいですよね。
寅ヤス不動産は、門司区専門の空き家特化型不動産として、相談から残置物の撤去、解体、売却まで、私が責任を持ってワンストップで対応します。 あちこちの業者に問い合わせる必要はありません。
まずは「兄弟で意見が合わないんだけど、どうしたらいい?」というご相談だけでも構いません。 一緒に絡まった糸をほぐしていきましょう。
結論を急がなくて大丈夫です。まずは状況整理から一緒にやりましょう。
▼ お悩み別の「まとめ記事」はこちら ▼
今の提案や見積もりに、納得できていますか? 現在進めているその内容が「妥当」かどうか、プロが公平な立場からチェックします。 今の不動産屋さんとの契約はそのままで構いません。
「セカンドオピニオン(第二の意見)」としてご利用ください。


コメント