はじめに
空き家を相続したあと、すぐに売るとは決めきれない。 でも放置は怖い。
固定資産税は来ますし、草は伸びます。 近所の目も気になりますね。
門司区は坂道や狭い道が多いです。 場所によっては重機が入らず、片付けも解体も一気に難しくなります。
だから私は、最初から売却の話に寄せすぎず、まずは管理だけで整える選択肢も大事にしています。
今日は、管理だけを依頼した空き家が、後からスムーズに動いた話を、現場の流れとして紹介します。
門司区の空き家、放置すると選択肢が減る理由
今回のケースは、市外にお住まいの40代の方でした。 門司区に実家があり、相続はしたけれど、家族の話がまだ揃っていない。
売却も解体も決めきれない。 ただ、空き家の状態だけは心配になってきた。
台風のたびに屋根や雨樋が気になる。 草と枝木も伸びてきた。
門司区は、坂と狭い道の組み合わせが多いです。 軽トラがやっと、という道もあります。
そうなると、草刈りや剪定でも費用が上がります。 残置物撤去や解体となると、なおさらです。
時間が解決するのではなく、時間が選択肢を削っていく。 これが門司区の空き家で起きやすい現実です。
そこで、この方はこう言われました。
今は売るか残すか決められない。 でも管理だけはお願いしたい。
私はそれで十分だと思っています。 管理が入るだけで、空き家は急に暴れにくくなります。
「まずは管理だけ」から始めた実際の流れ
このケースで、最初に決めたのは順番でした。 結論より先に、やることの線引きをしました。
1)まずは外回りだけを整える
売却の準備というより、近隣トラブルと劣化を止める目的です。
- 草刈りの頻度を決める(季節で回数を変える)
- 越境しそうな枝木を優先して剪定
- 雨樋の詰まり、屋根材のズレを目視チェック
- ポスト周りと玄関周りの整理
- 戸締まり確認と、割れやすい窓の対策
門司区は高低差があるので、足場が悪い場所は無理をしません。 できる範囲を決めるのが長続きのコツです。
2)写真とメモで、状態を見える化する
ここが地味に効きます。 遠方に住んでいると、空き家は想像だけで不安が膨らみます。
- 外観写真(正面、側面、裏)
- 草の状態(伸び具合が分かる角度)
- 破損箇所(雨漏り跡、外壁、塀の傾き)
- 近隣に影響しそうな点(越境、落ち葉、排水)
写真があるだけで、家族の話し合いが進みやすくなります。 感情論から、現状ベースに変わるからですね。
3)相続と名義の確認を、止めない形で進める
売却を決めていなくても、相続の整理は土台になります。 この方も、最初は相続登記が途中でした。
ただ、ここで大事なのは、今すぐ全部終わらせることではありません。
- 誰が意思決定者か
- 誰が書類を集めるか
- どこまで共有できているか
この辺りを整理すると、売却でも解体でも、動くときに止まりません。
結果として、話が整った瞬間に一気に進みました
管理を続けて3〜4か月ほど経った頃です。 家族で話が揃い、売却へ進むことになりました。
このときスムーズだった理由はシンプルです。
- 外回りが整っていて、印象が悪化していなかった
- 写真とメモがあり、家族の合意形成が早かった
- 相続の土台ができていて、手続きが止まらなかった
- 門司区の道路条件を事前に押さえていたので、段取りが組めた
もし放置していたら、草や破損の対応が先に必要になり、費用も手間も増えていたと思います。 時間が選択肢を削っていく、の逆をいけた形ですね。
管理だけの依頼は、売却の前段としても十分意味があります。
結論を急がなくて大丈夫。まずは状況整理から
空き家は、最初から売却を決めなくても動かせます。
門司区は坂や狭い道が多く、放置すると費用が上がり、選択肢が減りやすい地域です。 だからこそ、管理だけ入れて状態を止めるのは、とても現実的です。
管理を続けている間に、家族の話が揃うこともあります。 相続の整理が進むこともあります。
そして、決まった瞬間にスムーズに動けます。 結論を急がなくて大丈夫です。まずは状況整理から一緒にやりましょう。
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