実家(空き家)を前にすると、最後はだいたいこの二択で止まります。
「売るか」「貸すか」。……どっちも正解に見えるから、余計に迷うんですよね。
門司区で空き家の相談を受けていると、迷いの正体はだいたい共通しています。
「お金の問題」だけじゃなく、管理の手間・家族の合意・将来の選択肢が一気に絡むからです。
この記事では、売るか貸すかを“感情”ではなく“判断材料”で整理できるように、現実的な決め方をまとめます。
目次
結論:迷ったら「二択」じゃなく、先に3つを決める
売る・貸すをいきなり決めようとすると難しいです。
先に、次の3つだけ決めると判断が進みます。
- いつまでに方向性を出したいか(例:半年/1年/急ぎ)
- 管理を続けられる体制があるか(自分で行ける?任せる?)
- 家族の優先順位(現金化/思い出/将来の利用)
ここが整理できると、「売る」「貸す」のどちらが現実的かが見えます。
売る場合のメリット・デメリット
メリット
- 管理の負担が終わる(草・近隣・防犯・修繕などから解放)
- 現金化でき、相続人間で分けやすい
- 老朽化が進む前に手放せる可能性がある
デメリット
- 片付け・残置物撤去・場合によっては解体など、売るまでに段取りが要る
- 条件(立地、道路、再建築不可など)により価格や売り方が変わる
- 売却には税務(譲渡所得など)の論点が出ることがある(状況次第)
貸す場合のメリット・デメリット
メリット
- 家を残しつつ、家賃収入で維持費をまかなえる可能性
- 将来、親族が使う・戻るなどの選択肢を残せる
- すぐに売却を決めなくてもよい
デメリット
- 管理は続く(入居者対応、修繕、設備故障、近隣対応など)
- 入居付けのためにリフォームや設備更新が必要になることがある
- 家賃収入はあっても、空室・修繕が重なると赤字になるケースもある
- 賃貸収入には税務(不動産所得など)の整理が必要(状況次第)
門司区の空き家で「貸す」が難しくなる典型パターン
門司区は坂道・階段・狭小地など、地理条件で評価や使い方が変わることがあります。たとえば、
- 車が寄せにくく、生活動線が厳しい
- 建物が古く、設備交換が前提になる
- 道路条件や敷地条件で、想定した活用がしづらい
この場合、「貸す」より先に “いくらかければ貸せる状態になるか” を出してから判断する方が安全です。
迷ったときの判断フレーム(超実務)
ここ、究極にシンプルにいきます。
①「管理を続けられるか?」
- 自分で月1回見に行ける
- 近所に協力者がいる
- 管理を外注できる予算がある
→ YESなら「貸す」を検討しやすい。
→ NOなら「売る」か「最低限の管理→売却準備」が現実的。
②「家に“投資”して回収できるか?」
貸す場合、だいたい最初にリフォームや設備のコストが出ます。
その費用を、家賃で回収できる見込みがあるかがポイントです。
回収が厳しいなら、貸すは“理想”になりやすい。
③「いつまでに決めたいか?」
- 急ぎ:売却の方が進めやすいケースが多い
- 余裕あり:管理しながら方向性を固める選択もあり
まとめ:究極の二択に見えて、実は「順番」の問題です
「売るか貸すか」は、どちらが偉いでも正しいでもなく、状況次第です。
だからこそ、いきなり二択で悩むより、
- 管理を続けられるか
- 貸すためのコストと回収見込みはあるか
- いつまでに方向性を出したいか
この順番で整理すると、答えが自然に出てきます。
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