門司区で空き家の相談を受けていると、よく聞くのがこの言葉です。
「誰に頼めばいいか分からない」「相談先が多すぎて、結局止まったまま」——。
空き家の悩みは、単に家をどうするかだけではなく、相続・家族間の合意・管理・売却・場合によっては解体や残置物撤去まで、論点が一気に増えます。
しかも門司区は、坂道や狭小地、道路条件などで「机上の話がそのまま通らない」ことも少なくありません。
この記事では、空き家問題を解決するために関わる「専門家」と、それぞれの役割を分かりやすく整理します。
結論から言うと、最初に大事なのは“誰が正解か”より、“順番”です。
空き家問題は「分野の違う仕事」が重なって起きます
空き家の相談が難しく見えるのは、専門家が多いからではなく、扱う領域が違う仕事が一つに絡むからです。
たとえば——
- 相続人が複数で話が進まない
- 建物が古く、管理コストやリスクが不安
- 売却したいが、境界や権利関係が曖昧
- 解体したいが、道路条件で費用が読めない
- 残置物が多く、動かすだけで大仕事
この状態で、いきなり「解体業者」「不動産会社」「士業」とバラバラに連絡すると、情報が散らばって余計にややこしくなります。
空き家問題に関わる専門家と役割
不動産会社(売却・活用・管理の判断)
空き家の出口は大きく3つです。
売る/貸す(活用)/管理しながら保留。
不動産会社は、この出口を現実的に整理し、費用感やスケジュール感を見える化します。
特に門司区は、坂道・狭小地・再建築不可などで評価や動かし方が変わりやすいので、地域事情を踏まえた判断が重要です。
行政書士・司法書士(相続・名義の整理)
空き家は「相談」はできても、売却など“動かす”段階では、名義や相続の整理が必要になることがあります。
この領域は、状況に応じて行政書士・司法書士などの専門家が関わります。
ポイントは、いきなり手続きに突っ込むことではなく、
「何が決まっていて、何が未確定か」を整理することです。
税理士(税金・費用の見通し)
相続や売却には税金の論点が出る場合があります。
特に「売るかどうか迷っている」段階でも、税理士の視点で概算の見通しが立つと判断が早くなります。
解体業者(解体の可否・費用・段取り)
門司区では、重機が入れない、搬出が難しいなどの理由で、解体費用が想定より増えるケースもあります(状況次第)。
解体業者は、現地条件を見て「できる/難しい」「費用が跳ねる理由」を説明してくれる存在です。
残置物撤去・片付け(動かすための前処理)
空き家が止まる原因の上位が「荷物が多すぎる」です。
残置物撤去や片付け業者は、売却や解体の前に必要になる“前処理”を担います。
その他(測量・境界、リフォーム、行政対応など)
- 境界や越境の整理:土地家屋調査士など
- 修繕・活用:リフォーム業者
- 苦情・指導など:行政窓口(状況による)
空き家は、必要に応じて専門家が増えるのが普通です。
だからこそ「最初の窓口」が大事になります。
寅ヤス不動産が大切にしているのは「窓口の一本化」です
私は、門司区専門の寅ヤス不動産として、まず最初にこう整理します。
- いま何が問題になっているか(放置リスク/家族/費用)
- どこが“ボトルネック”か(相続/荷物/建物状態/道路条件)
- 先にやるべき順番は何か(管理→整理→売却/解体…など)
そして必要なところだけ、専門家や業者と連携していきます。
空き家問題は、たらい回しになった瞬間に止まりやすいので、門司区の現場感を前提に、話を早く前へ進めることを重視しています。
まとめ:空き家は「誰に頼むか」より「最初の整理」が9割です
門司区の空き家は、状況によって正解が変わります。
だからこそ、売却・管理・解体を急いで決める必要はありません。
「まずは状況だけ整理したい」
「話を聞いてほしい」
その段階からで大丈夫です。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
よければ一度、門司区の空き家の状況を聞かせてください。無理に結論を迫ることはありません。
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